左利きが買うべきギターについて

コロナでの自粛生活がまだまだ続く中、ギターを買ってみた!という人は多いのではないでしょうか?私もその中の一人でした。

そこで大きく迷ったのが、左利きはどのギターを買ったほうが良いのか?ということでした。右利き用を買ったほうが良いのか、それとも左利き用か…。ギター初心者の所感をここでは書いていこうと思います。

結論から言うと、私は左利き用のギターを買いました!ですので、左利きのギターを買って良かった点、悪かった点についてがメインになると思います。


良かった点① ピッキング

まず、ピッキングのしやすさという点では、左利きのギターを買って良かったと思います。ぱっと見ると、ギターは押さえるのが難しい印象を抱くのではないでしょうか。私がギターを始める前はそのような印象でした。

しかし、ピッキングというのもなかなか難しいものでした。右利き用を買っていたら、右手でピッキングをしなければならないということになりますが、利き手でないほうでのピッキングはかなり難しいと私は感じました。

正直、ピッキングという観点だけでも、左のギターを選んでよかったと私は思っています。

 

良かった点②   目立つ

ピッキングがしやすい、という観点だけで左利きギターにする価値はあると思うのですが、他の利点を敢えて言うのであれば、特別感があるということではないでしょうか。

部活やサークル内なら尚のこと、左のギターは注目を浴びますし、左利きのギターの人、という立ち位置を獲得できます。たぶん。

 

良かった点③   tabについて

これは良かった点というかなんというか。ネットのまとめサイトなどで、左利きだと楽譜が見づらいよ!という書き込みがいくつか見受けられたので、そこが不安要素になっていました。

しかし実際はtab譜に左右は関係ありません。ダイアグラムは左右がありますが、tab譜を使うことが多いと思うので、あまり気にしなくていいと思います。

 

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ダイアグラム

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tab譜


左利き用のダイアグラムもありますし、一度押さえ方をわかってしまえばあとはダイアグラムはあまり重要ではないので。

 

良かった点④   人に教えて貰いやすい

左利きのギターは右利きの人の鏡写しになるので、指を置く場所などを頭の中で反転させる必要がありません!その点では、人から教えて貰いやすいということも言えるでしょう。

 

メリット⑤ モチベーション

自分は右利きのギターを買っていないので実際にはどうなるかわかりませんが、もし右利きのギターを買っていたら、利き手じゃないからな…と少し諦め癖がついてしまっていたかもしれません。モチベーション向上の点でも、左利きのギターでよかったなと思っています。

 

良い点はこのくらいですかね。4つ上げましたが、やはり①のメリットが1番大きいと思います。

ただ、メリットばかりという訳ではありません。多少はデメリットもあります。以下で少し見ていきましょう。

 

デメリット①   選択肢の少なさ

左利きのギターはとにかく数が少ないです!色も右利きよりは少ないです。最低限の色があるって感じです。

また、店頭に置いてあることも少ないです。御茶ノ水の楽器街にある店でも、1店舗に5本以上あったら相当凄いです。(左利きギター専門店が御茶ノ水には1店舗ありますが)

まあ、だからこそ、左利きの珍しい色のギターを見つけたりした時はテンションあがります。

 

デメリット② 人から借りれない

まあこれは人前で演奏する機会がある人に限りますが、ライブなどの本番で限が切れたら詰むというのもあります。張りなおすのはやや時間がかかるので、本番で限が切れたら他の人から借りることが多いのですが、その場にほかにも左利きのギターを使っている人がいなければ左利きは借りることができないです。

また、友人にギターを借りることもできないですね。こっちはそこまでデメリットではないですけど、ちょっと弾いてみて、このギターいいな!って発見はできないですね。

 

デメリットはこんなところでしょうかね。あくまで自分が感じたものなので、実際にはもっとデメリットとなる要素があるかもしれないですが。

 

この記事はあくまで、自分はこうだったよ!というようなものです!人によって重視したいものも違います。色を重視したいから右利き用を選んでもよいですし、惹きやすさ重視で左利き用を選ぶのも個人の自由です。

自分がいいと思ったギターを選ぶのが、モチベーションの工場にもつながるだろうし、後悔しない選択になるのだろうと思います。

私もギターを触りたくなってきましたし、こんなところでこの記事は締めます。ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。